バツイチ再婚の家族への挨拶

バツイチ再婚の家族への挨拶

バツイチ再婚での相手の家族への挨拶は緊張するどころの話
ではないです。初婚ですら、かなりの緊張をするのに、自分が
バツイチ再婚であると言うことでどんな反応が返ってくるか
わからないのですから。

私の知り合いで、バツイチ再婚を決めた男性の話をしましょう。
男性は、彼女のご両親への挨拶の時、頭ごなしに反対されないように
あらかじめ複線を引いていたそうです。

お相手の彼女は初婚で、滋賀県在住、男性は静岡県在住。
距離的な面からも反対される要素が強すぎますね。

仕事関係で知り合って、男性が転勤になってから付き合うように
なったのですが、お互いに結婚を意識し始めたころから、徐々に
複線ひきを開始しはじめたそうです。

まずは、彼女から彼女の両親に「彼氏ができた」と何気なく話を振り、
どんな感じの人で、何の仕事をしているかを正直に話してもらった
そうです。この時、自分の相手がバツイチ再婚という事実だけを伏せて
話をしてもらったそうです。

そして次に、男性が彼女の家に電話をかけ、当然彼女の家族が
出るわけですから、好感をもてる、しっかりとした話し方で挨拶をし、
「お付き合いさせていただいています」と自ら報告し、第一印象を
良くしておいたそうです。

男性はサービス業なので、そういった会話は得意だったのです。

彼女の両親は、彼女からその男性の人となりを聞いて、電話の対応で
好印象を受けている状態ですので、男性が挨拶にやってきても、
バツイチ再婚と言う事実に驚きはするものの、男性の話をきちんと
聞いてくれたそうです。

彼女にご両親の性格を詳しく聞いた上でしっかりと対策を練り、
数ヶ月かけて行われた作戦は無事成功しました。

彼女のご両親は、数日後に結婚を許してくださったそうです。

相手の家族への挨拶の時は、こういった作戦も必要なのかもしれません。
もちろん、自分を好印象にわざと見せようと嘘をついたりするのはいけません。
嘘がばれた時、信用を失ってしまいますからね。