バツイチ再婚の問題
バツイチの再婚で、最大の問題になるのは、子供のことではないでしょうか。
バツイチ子持ち場合、自分に親権があるにしろないにしろ、後々色々な
揉めごとが起きる可能性があります。
子供の戸籍が自分の方にある場合、まず子供が相手になつくかどうか。
相手が再婚して自分の子供が生まれたら、自分の子も連れ子も分け隔てなく
接することができるかどうか。そして、戸籍をどうするか。等々、バツイチ
再婚にはたくさんの問題が生じます。
婚姻は、夫となる人と妻となる人、この二人に関する届出ですので、
親の戸籍が変わっても、子供は自動的には戸籍は変更されません。
養子縁組をするか、そのままにするか。相続の関係も出てきますので
重要です。
子供の戸籍が元配偶者の方にある場合、今後の養育費や面会権などを
どうするか、自分が死んだ場合の子供への相続をどうするかなど、
再婚相手と元配偶者とで問題が起こる前に話し合われたほうがよいでしょう。
これらはバツイチ再婚前に全て解決しておいたほうが良いでしょう。
そして、子供の問題をクリアしたら次の難関は、相手のご両親です。
相手のご両親が理解のある方だったり、相手自身もバツイチ再婚でしたら
特に問題なく進むでしょうが、相手が初婚だったり、相手ご両親の生まれた
年代によっては考え方が現代風ではない可能性が高いです。
頭ごなしに反対されてもそのまま食い下がらず、ご両親の言い分を聞き、
自分たちがどれだけ真剣にこの結婚を考えているか、子供のことはどうするか、
離婚理由はなんだったのかなど、根気良く納得してくれるまで話し合ってください。
お互いの気持ちが確かなものであれば、バツイチ再婚のさまざまな問題も
クリアされていくはずです。
